【日本アルプス】なんで命をかけてまで山に登るのかって?
燕岳山頂から見た燕山荘~大天井岳への表銀座縦走コース 頑張って歩きました
なんで山に登るんだろう
不思議に思います。自分でも。
だって、登っている最中は 疲れた~しんどい~もう無理~
下っているときは まだ下るんか~もう膝プルプルじゃ~はやくお家帰りたい~
って思うんですよ(あくまで私個人の意見です笑)
しかも日本アルプスの山なんて、命の危険があります。
命かけてまで登る必要あるんか!
確かに、そうなんですけどね笑
でも、それでも、
私、日本アルプス登山をこの歳で経験できて良かったなと思います。
だってこの先ず~っと長い間、山に登ることが出来るから!
若いうちに体験させてくれた親には感謝です(うちは家族登山なのです)
正直、日本アルプスに登るまでは
ちょこちょこ低い山に登ったりしてたのですが、
そこまで自ら登りたいと思ったことはなく・・・
いつも両親に連れられて登山するってかんじでした。
でも、2000、3000㍍級の山は全然違った・・・
想像を遥かに超える景色。すべてがbig。なんて人間はちっぽけなんだ!!
やばい人みたいになってますが・・・笑
本当に心からそう思ったんです。
話が哲学的で、でかくなるのはいつものことなんです(恥) なぜじゃ・・・
燕山荘でのんびり。奥には槍ヶ岳
すっかり山に魅せられてしまいました。幸!
実は日本アルプスに登ったのはたった一回なんです。ちょうど一年前
今年の夏も登ろうと意気込んでいたのにお盆の台風直撃で、
諦めざるをえませんでした・・・今年は槍ヶ岳にアタックする予定でした
代わりに石鎚山に登ってきました!
高低差こそありませんでしたが、なかなかスリル満点で楽しかったな~
そうそう、友人や先輩には
「富士山は登らないの?」とよく聞かれます。
登ったことはありません。
日本一だから登山者なら誰もが目指すところ、という認識があるのかもしれませんね
確かに、富士山登山は一般的には王道だし、やってみたい気持ちもあるのですが
私の登山というのは、単により高いところへ!というより
少しばかりのスリルと、山が本当に好きな人達が集まるアウトドアな環境で
山に挑む・・・! そんな感じです
表銀座縦走コースから槍ヶ岳のモルゲンロート!言葉が出ません。槍ヶ岳に登りたい・・・自然にそう思ってしまう瞬間でした。今でも振り返って見た時の衝撃と感動は忘れられません
もういちど。
なんで山に登るんだろう
自らの意思で登ることは確かなんだけども
どちらかというと、山に吸い寄せられているような
催眠にかかっているような、それが正しい答えな気がします。
山に責任転嫁?笑
大天井岳のピーク目指してガレた道を進む父上
登山をする方には共感を持って私の記事を読んでいただけたなら幸いです
登山をしない方には、なんで山に登るのか、一登山者の心理を知っていただけたなら幸いです
最後にかっこいい締め方で!
Somewhere between the bottom of the climb and the summit is the answer to the mystery why we climb.
Greg Child
↓骨折れてるとこポキっとしてください