【これが美しい大人のアート】豊島美術館に行ってみた!
こんにちは!
odaisenです
夏休み、コロナの多いとこに行くんは気が引ける。
が、やっぱりプチ旅行がしたい
せっかく大学夏休みなんだし、お母さんと大人なアート旅にでも・・・
ちゅーことで!やってきました!!
↑インスタでよく見るやつその1 唐櫃港から歩いて美術館へ行く道中にあります
香川県は、豊島(てしま)~~~~!!
オリーブ公園や二十四の瞳映画村で有名な小豆島のお隣に位置しています。
このあたりの島は2010年に第一回瀬戸内国際芸術祭が開かれてから
アートの島として有名になり
日本国内のみならず海外からのお客さんもたくさん訪れるようです!
芸術祭は3年に1度ですが、作品は継続公開されているので開催年以外でもアートを堪能できます!
本当は1日かけてじっくり島を巡るのがいいと思います
でも今回は弾丸日帰り旅。加えてお隣の直島も巡る予定なので、豊島美術館と豊島横尾館にしぼりました!
まずは豊島美術館編といきましょう
豊島美術館は唐櫃(からと)港から歩いて15分くらいかな、
小高い丘にひっそりと建設された美術館です。
2020年9月現在、事前予約制ですのでご注意を(予約いっぱいでなければ飛び込みでも対応してもらえるようです)
ベネッセアートサイト直島のホームページから予約できます。(時間指定ありでキャンセル・時間変更不可)
9月初旬、あいにくのお天気でパラパラ雨が降り、ムシムシでしたが
道中は傾斜もなめらかですし、歩いてもそんなにしんどくはなかったです
汗はさすがにかいたけど笑
ただびっくりするほどに看板がない!
美術館も、下手したら通り過ぎちゃうんじゃないかってくらい島に溶け込んでて
もっと観光客向けに島が整備されてるのかなとか思ってたんですが、そうじゃなくて、アートと島の生活が一体化してる感じ!伝われ
こちらが入り口。シンプル!いい!
奥に白くて丸くて平べったい建物(宇宙船みたい)は見えますが、あれが美術館?
もっと普通の建物があるとばかり思ってた・・・想像と違う!もちろんいい意味で!
あ、先に言っておきますね
ネタバレ、とでもいいますか、このブログでは私の感想をありあり書いていこうと思ってます。
正直、あまり深く知らずに行ったほうが面白い場所だと思うので・・・
知りたくない!という方は私がアートスペースに入る前に引き返してくださいね!
ちなみに私は事前情報ほぼゼロで訪れました←正解だったかも
さて、検温と、予約していた旨を伝えると、チケットセンターへ通されて
そこで紙チケットを発行してもらいます。チケットもシンプル!いい!
チケットを受け取ると、案内人の方が丁寧に説明してくれます。
チケットセンターにはトイレとロッカーがあり、この先は道を歩いてアートスペース(展示物のあるとこ)に向かうこと。
アートスペース入り口でチケットを見せて、中に入ること。
アートスペース内での写真撮影・模写は禁止であること・・・とか
了解!写真撮れんのはいたいけどな!
どうやらこれがアートスペースなるものらしい。
なかになにがあるんだろ・・・
想像しながら横を通り過ぎて、入り口まで向かいます。
入り口に着いて、またまた説明を受けます。
作品の概要
靴を脱いではいること
中は音が響くので静かにすること
それから
小さい玉や皿があるが触れないよう注意すること
?
玉?皿?
え、なに、展示物のことですか?
いや、触りませんけど・・・そんなこと分かってますよ
入り口での説明で「?」飛ばしながらも、いざ、アートスペースへ!!!
知りたくない方は
ここで引き返してください!
いいですか?
では。。。
ガリバートンネルみたいな入口の先には
お写真ホームページより
おわぁぁ・・・・
自然光に照らされた巨大な空間。
シーンとして、
コンクリの滑らかな床、足の裏が冷やくて心地いい
ムシムシしてたのも気にならないくらい
まず気になったのは天井にあいたふたつの穴に垂れ下がる紐。
なんだあのヒモーーー!
謎い・・・
そして次に気がついた
足元に水が。
?
ん、なんだこれ
雨でも入ったか?いや、水みたいなプラスチック?
瞬間、背中を走る衝撃、
まさか、まさか、これが作品・・・!?
そしてまた走る衝撃、
う、動いたあぁぁぁぁぁ!?!?!?!?!
本物。本物の水だ
ツルツルとコンクリの床を滑っていき・・・
そして小さい穴に吸い込まれて・・・
消えた
・・・・
なんじゃこりゃぁぁぁぁぁ!!!
お写真ホームページより
こここ、これです!私が見たのは!
まるっこい水の塊がコンクリの床を弾いて、つるつる滑っていく・・・
よく見ると、床のあちこちに小さい玉、皿。
玉! 皿! あぁこれね!!!!
いや気をつけないと蹴っ飛ばすやろこんなん!
まじでちっこいのなんて1.5cm×1.5cmくらいよ
だから説明があったんか・・・・
ようやく理解する私。
小さい穴や玉から水が湧き出ては、
集まったり分離したりしながら移動。
別の穴に吸い込まれたり、吸い込まれずに留まったり。
なるほど、このアートにだんだん順応してきたぞ。
しかし
ひとしきりの興奮のあとやってくる
続く第3波の衝撃
もしかして、展示物ってこの空間だけ?これで終いなのか?
所要時間1時間ってかいてあったけど・・・
これに1570円・・・
ちょっとそれはなくね?
とか一瞬でも思ってしまった自分をぶん殴りたい。
いればいるほど
出たくなくなる心地よさ。
他のお客さんたちはじ~っと水を観察したり、寝転んだり、本を読んだり、ぐーすか寝てたり・・・
思い思いにアートを体感されてました
アートにふれるというよりかは、アートに入り込む感じ。
そう、東京のチームラボみたいな!!
なんせ音が異様に響くもんだから、話すのも憚られるくらい
鳥の羽根の音、しとしと降る雨の音、穴の空いた天井から水滴が垂れる音、外の人の話し声、服の擦れる音。
普段は聞き逃す小さな音が反響して聞こえてくる。
ひんやりした空気を吸い込む
無言で水を目で追う
第3波の後は驚くほどの静寂。
・・・凪
鬼滅ネタですすいません
これがアートか、なるほど。
想像の斜め上どころじゃないです。
常識からうんとはずれたような空間になじむのに少し時間はかかったけど
それをアートだと感心できるくらいには理解できたと思います。
なんかパワーをもらうじゃないけど・・・感性とか五感とかフル開放して副交感神経MAX活性化した気がする笑
さて、そのあとは併設されたカフェへ
来る前まで、正直これがメインディッシュだったの
みて、これ
BAEBAEでしょ
ここは写真オッケイだから、インスタにたくさんこのカフェの写真が載ってて
もう視界がBAEすぎて、想像通りすぎて
幸せ。。。
そしてキンキンにクーラー効いてたから
夏なのにホットココア笑
レモンロールケーキは豊島産のレモンがしっかり鼻に抜けておいしゅうございました!
周りのお客さんたちもガンガン写真撮ってたので羞恥心を捨てて
マミーにインスタのための写真たくさん撮ってもらった
ありがとう♡
カフェの隣のショップもしっかりみて、時間があったのでもう一度アートスペースへ。
やっぱり。
いればいるほど、どんどん凪いでいく・・・心が
いっそのこと何時間おれるか検証したい。
とにかく時間に余裕を持って行かれるのが良いかとッ!!
これはまた来たいなぁ
とっても名残惜しいけど、時間が来たのでバスに乗って移動しませう
↑インスタでよく見るやつその2 美術館より少し上の方にあるバス停までの道です
バスは本数が少ないので、しっかり調べていったほうがいいです
バスに乗り込み向かうは家浦港!
続いての目的地は豊島横尾館
どんな館なのかなぁ~
つづく
ではでは。
↓骨折れたとこポキっとしてください
公式ホームページはこちら