膝の骨が折れたときの話
こんにちは!
odaisenです。
梅雨明けまであとちょっと!
オリンピックが始まる予定だった連休は
天気が良くない感じですが、
まぁコロナも広がっていますし、
どうせ外出控えるんだもんね~
私は一年の中で夏が一番好きなので!
夏というより夏休みが好きなだけでは・・・?
はやく清流に頭まで浸かりたい!!あっちくなれぇぇぇ!
今年は積乱雲まだ見てないんですよ~あれを見ないことには夏とは言えぬ。
さて、本日の話題は
骨折れの件。
あれは高校一年の秋のこと。
体育の授業でハードルをやっていました。
自慢じゃないですが、
みんなの前で先生に「ちょっとやってみて」って指名されるくらいには
比較的得意な種目でした。
(球技はへっぽこぴー)
ハードルにもだいぶなれてきた頃、
いつものようにおしゃべりしながら各々で練習していました。
自分の番がきて、
特に何も考えずに走り出して、
ひょいっと飛び越えます
・・・が、
着地した瞬間激痛が走りました
!?
地面についた方の足、左の関節に力が入らなくて、
あぁこのまま前に倒れたらひどく擦りむいちゃうなって分かって、
とっさの判断で体を捻り
おケツで着地。
無様ですがおケツでなんとかスピードを殺し、ほんのかすり傷で済みました。
このときの体の動かし方は今考えてもすごい。本能ってすごい。
しかーし。
息が止まるほどの痛みがおさまらなくて、
しばらく体育座りのまま
ぎ~~~っと歯を食いしばって耐えました
「大丈夫?」「なにがあった?」
心配と好奇心の混じった様子でみんなが駆けつけてくれました
さすがに返事ができるほど余裕はなかったけど
みんなの前で泣くのだけはごめんだと思ってひたすら耐えた!体育座りで笑
私は長女だから我慢できたけど次女だったら我慢できなかった
(↑いやこれホントだから!私、炭治郎が言ってたの、心の底から納得してる)
痛みの波が引く頃には先生と友人に抱えられて
ベンチに座らせてもらってました
なんかよくわかんないけど、
さっきまでの痛みはどこへやら。笑
動かしても全然大丈夫です。あれれ?
正気を取り戻すと、
今までの自分が恥ずかしくなってしまって、
代わる代わる声をかけてくれる友達には申し訳ない気持ちでいっぱいです・・・
でも今までにない感覚ではあったので
本当になにもないんだろうかと多少の疑問はありました。
ぽけーっと見学していたら
車椅子登場!先生がこれに乗せて保健室につれてってくれると。
(・・・・いやいやいや嘘でしょ!?こんなの恥ずかしすぎるじゃん!)
なんて言えるわけもなく、
しぶしぶ。
保健室に到着するまでほんとに地獄だった・・・!
みんなチラチラ見るし、私は全然痛がってないし。笑
これならいっそ泣きべそかいてるくらいがお似合いでしたでしょうに・・・
さて、無事送り届けられ
車椅子からそろりと降りて、体重をかけてみると・・・
おっとぉ?!
危険を察知。
こりゃ体重かけたらいけんやつじゃ
やはりさっきの痛みはただもんじゃなかった!
青ざめる私に保健室の先生。
「ん~そんな腫れてないから大丈夫でしょう。歩いてみて!」
(あ、あ、歩けとぉぉぉ!?!?)
驚愕する私。
だって、どう見ても立ってるだけで冷や汗かきそうなのに笑
いや、まじでこれならいっそ泣きべそかいてるほうが以下省略
涙を耐え忍んだせいで激痛が伝わっていないのだとしたら
とんだ選択ミスをしてしまったのかもしれません。
でも腫れてないのは事実であって、ほんとになにもないのだとしたら・・・
それで歩けませんなんて言って先生困らせちゃったら・・・
ぐぅ。
とりあえず歩いてみる。
結論から言うと歩けないことはない。
ただ・・・どう考えても無様すぎる歩行・・・笑
私の中のプライドがめった刺しです。
あまりの醜態に思わず吹き出してしまいました。痛いよ!とても痛いんだけどね!?
こ、これで満足ですかぁぁ!!!
もはや自尊心もくそもなく、保健室の先生の返答を待ちます。
「・・・普通には歩けないのね・・・。」
(そうですよ!ごめんなさいね!)
恥ずかしさと痛みと屈辱。笑
きっと私、変な顔してたでしょうね・・・
「まぁでも歩けていますから、病院は放課後か、翌日にしましょう。」
「(これは歩けていると言っていいのだろうか)・・・はい」
保健室では保冷剤を括り付けてもらって
その後の授業はちゃんと受けました。
部活の前に、様子見と保冷剤返却のためにもう一度保健室へ。
もう手すりがないと歩けません。ほぼケンケンで移動。
これがまた注目を浴びて恥ずかしかった・・・ッッ!
「どれどれ・・・。う~ん、若干腫れてる気がするんだけど・・・」
「腫れてるんでしょうか?」
確かに左右差は正直あんまりなく、
先生が判断できないのも納得でした。
しかし痛みは若干マシになった程度。
話し合いの結果、病院へはまた日を改めることにして、
その日は部活後お父さんに迎えに来てもらい、帰宅。
翌日。
痛みがおさまらないので
近くの整形外科へ。
先生、見た瞬間に
「あぁこりゃ腫れとるね。」
「え?腫れてるんですか?」
さすがです。
昨日よりは幾分人間の歩行ができるようになりましたが
それにはなにも触れず、
とりあえずレントゲンをとりました
しかし、異常は見つからず・・・
なんと骨の内側が折れてるんじゃないかと。
だからMRIをとると。
すごい!先生!
レントゲンでもわからなかったのに諦めずに追求してくださる!
初めてのMRI
どきどき・・・
音は激うるさいし、3、40分動いちゃ駄目っていうのは
なかなか緊張しましたが
リラックスできるようにいろいろ工夫されてて、案外楽しかった笑
いい経験になりましたね。
明らかに撮影の前後で放射線技師さんの対応が違った・・・ように感じたので
あ、やっぱり折れてたのかな・・・て勘付きました。
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その時撮ったやつです
どこが折れてるかわかりますか??
大学で講義を受けたので、改めて見るとガッツリ折れてるのがよくわかります。
痛そう
それに、きれいに撮れてる。
脛骨の方はほぼ閉じていますが、
大腿骨の方は骨端線がバッチリ。子供ですね・・・
ギプスは3週間。
意外に短い!
いや、こんな全部覆うとか聞いてないっ!
膝だけなのに、脚一本分巻かれました涙
でも、ギプスに松葉杖があれば、
もうどこからどう見ても怪我人なわけで。
学校で恥ずかしい思いもしなくなったし、堂々とエレベーターを使うことができるようになりました!!!
で、保健室の先生はというと・・・
「折れてたのね!?歩けるから大丈夫とか思っちゃったけど」
眉尻を下げる保健室の先生に少し勝ち誇った気分だったのは内緒
足の骨は折れてても場所によっちゃぁ歩けることが判明。
今後の教訓になったでしょうか。
いや、ふつうただの着地程度の衝撃で
健康体の高校生の骨が折れるなんて思わないですよね笑
うん。
次の年、今度はハードルで鎖骨骨折の子が出たと聞きました。
いや、ハードル危険すぎん?
話は戻りますが、
ギプスがとれてからが長かった・・・。
松葉杖はギプスがとれてもしばらく相棒でした
松葉杖での高速移動と
ケンケンで階段を常人並、いやそれ以上のスピードで登り降りする技術が身につきました!☆彡
特に降りるのが得意でした。バチクソ早く降りれます!フンス
まぁ調子に乗って痛い目にも・・・
雨の日にツルツルの廊下で高速移動中、松葉杖が滑って、盛大にコケました!
恥ずかしすぎ案件
あれは折れた側の脚をついてしまったので、かなり痛かった笑
あぁ、そうそう、
初めて電車で席を譲ってもらいました。
正直学校まで2駅なので、
立ったままでも全然平気でしたし、
少し恥ずかしかったのですが
優しくしてもらって幸せな気持ちになりました。
松葉杖とついにお別れしても、
やっぱりすぐには元のように歩けませんでしたし、
一年くらい?は膝がやたらパキパキなるのと、運動後に地味な痛みがありました。
で、現在骨が折れてから四年半になりますが、未だに疼く時があります。
長時間運動するときや古傷が疼くときはサポーターが役立ちます。
この梅雨の時期も何日か痛みましたね・・・
まぁ、年々頻度も痛みの程度も治まってきてます
と、こんなもんでしょうか。
骨が折れたのは二度目でしたが、
一度目は幼稚園の時だったので覚えていませんでした。
松葉杖を使ってみたいかすかな憧れがあったのでちょびっと嬉しかったですよ笑
人生でそうそう経験できるものでもないですし!
また骨が折れること、この先あるのかなぁ・・・
わからないですよ、ただの着地でもかんたんにポキっといきますからね笑
皆様もお気をつけくださいまし。
ではでは。
↓骨折れたとこポキっとしてください